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2009年7月 1日 (水)

星のまたたき

     この夕べ     降り来る雨は      彦星の

                   

                   漕ぎゆく舟の     櫂の散りかも

          

                              

                             ※万葉集第十巻より。詠み人知らず

7 七夕が近いから…でもないのだろうが、プラチナ色に輝く北斗七星の夢を見た。その夢の中で、私は夜空に浮かぶ不思議な柄杓型の星を仰ぎながら、まっすぐの道を歩いていた。


そこに突然、祖父が登場。


祖父は、大正時代の慶応ボーイで、生前は、文学や音楽を愛するロマンチストだったが、同時に神経質でプライドが高く、家業をたたんだあとは、怒鳴ってばかりの人だった。でも夢の中の祖父はメチャ若く、ベレー帽なんぞを被って自転車に乗り、本当~に楽しそうだった。


「おじいちゃん、ちょっと待っててね」


綺麗好きだった祖父のため、私が茶業会館(!)を掃除してから呼びにゆくと、あれれ?もう祖父の姿がない。

Gp でも、そこに一枚、楽しいイラスト付きの葉書が残されていて、以下の言葉が添えられていた。




「   Later ! とみこ happieness を忘れないようにな!  」 



星のまたたきのような祖父の言葉に、思わずにっこり。



どうやら天国って本当にいいところらしい。

夜空の高いところから、キコキコ、自転車をこぐ音も聞こえたような初夏の夢。

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