高貴なる電気運動
突然だが、
私の大好きな画家について、少しだけ語らせていただこう。
現在に至るまで、
素晴らしい作品を発表し続け、
内外にその名を知られる抽象画家こと、
中西夏之の存在を教えてくれたのは、
今は亡き我が友、銀座の日動画廊に勤務しておられ、我が処女作の出版記念パーティでは、司会もしてくださった画商の、加藤聖史さんだった。(ウッデイ・アレンに似ていた・合掌)
古今の名作を山と見てきた目利きの彼が、中西の名を連呼したのは、確か、新宿ゴールデン街にあった名店、“ナジャ”。
で、そんなにいうなら…と作品展に出かけたところ、驚天動地!
対峙した瞬間、高貴なる雷に直撃されたような喜びが押し寄せてきて、あぁぁぁ、世の中にこんな作品があったなんて!と、全身打ち震えたのが、80年代の傑作、
紫・むらさき(227・0×181.5cm)シリーズを前にした時のことだった。
一作しか御紹介できないのは、もどがしい限りだが、(ミクロにもマクロにも通じる中西世界は、連続する今に開き続ける大河にも似て、ほとんどが連作)ブログの狭いスペースでも、その迫力において、色彩において、重層性において、運動性において、響くものを感じていただけたらと、精一杯のトライ。
人は知らず、私は中西作品を前にすると、バリバリバリバリッ、前頭葉がパカッと割れて、充電完了!ってな気分になってしまう。
中西はさらに白や、黄緑や、オレンジも使って、様々な世界を展開し続けるのだが…
その先生が、なんと、今、新作展を開催中。
《 渋谷区立松涛美術館 ~5月25日まで 》入館料・300円!!
近年は、より広く、穏やかな風が吹いているようだが、今回の展示では、制作ノートに添えられた難解、かつ詩的な言葉も魅力のひとつで、
傍らの河の流れを感じながら、ちょうど、瞬間、瞬間の愛が連なって人生を形どってゆくのを感じながら、人生が瞬時に現れる愛を時間の接合力とするのを感じながら、河に沿って歩いているとしよう…
画家は、カンヴァスの中に時間を、いや、ことによると、一切の意味性を剥奪した、永遠を描こうとしているのではと…
なんていう難しい話はさておき、二階の展示室では、作品を前にしてコーヒーも飲めるという贅沢ぶり。カフェイン+ドーパミンの放出で酔った私は、パワーアップでやってます。
人様のブログで恐縮ですが、以下に詳細を。一味違ったGWを味わいたい方は、ぜひ、どうぞ。
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